マンションの高い階は風水でどう?15階を超えると大地から離れすぎる
マンションは何階がいいのか。風水で見るとね、私は、高い階はあまりおすすめしないんですよ。
ただ、階の数字だけで部屋を選ぶ話でもないんです。そこも合わせてお話しします。
風水で見ると、マンションの高い階は大地から離れすぎる
高い階ってのはね、大地から離れすぎていて、大地からの恩恵が得られない可能性があるんですよ。
ただ、都心はそういうものばっかり建ってるでしょ。だから、悪くないって見立てる人もいます。でも私は、だいたい15階を超えてくると、あまりいいとは言えないと思ってるんです。
高い階が欲しくなるのは、よく分かる
高い階が人気なのは、よく分かるんですよ。不動産の世界でもよく言われることがあります。眺めがいいとか、まわりの建物に日差しをさえぎられにくいとか、外から部屋の中を見られにくいとかね。分譲マンションだと、同じ間取りでも上の階ほど値段が高く付けられることが多いでしょ。それだけ欲しい人が多いってことです。
でもね、風水でいう向きってのは、日当たりのことじゃないんですよ。マンションで見る向きは、エントランスと玄関なんです。向きのことは風水の「向き」は、不動産屋さんの「南向き」とは別物ですに詳しく書いています。
風水は、大地を見るところから始まる
風水ってのはね、そもそも大地を見るところから始まるんですよ。
風と水ってのは、今の言葉で言えば空気と水です。その流れは、大地の形によってある程度決まるんですね。そういう環境の中から、人が安全に暮らせる場所を探す。それが風水の出発点なんです。詳しくは風水とは何かに書いています。
だから私は、家を見るときに山から見始めるんですよ。その地域で一番高い山を調べて、そこから起伏がどう連なって、住む平地まで来ているのかを見ていく。
みんな、立地条件っていうと、スーパーが近いとか、駅が近いとか、職場からどれぐらいの距離とか、そういうことばっかり考えるでしょ。私が気にしてる立地条件ってのはね、山がどういうふうにその地形を囲んでいるか。まわりにどんな起伏があって、どんな建物が建っているか。川や道路が、住む場所に対してどんな形で流れているか。その上で、お店だの学校だの病院だのを見るわけ。
人生の中での運勢を支えることができるのは、土地がいいかどうかなんですよ。
マンションの階より先に、そこを買う目的を決める
たとえばね、中古マンションの候補が「駅近の15階」と「駅から少し遠い3階」の2つあったとしましょう。どっちがいいのって聞かれたら、私はまず、そこを買う目的を聞くんです。
駅から近いのは利点ですよ。生活圏がにぎわってるからね。一方で、3階のほうは駅から20分なのかもしれないけど、車が必須の地方都市なら、全然ありでしょ。
運ってのはね、目的に対して決まるんですよ。ふかふかの布団で気持ちよく眠りたくて、晴れた日に布団を干したとする。昼過ぎに雨が降ってきて布団がぬれたら、その目的にとっては運が悪かった、ってことになるでしょ。目的があって初めて、運がよかったか悪かったかが決まるわけ。家も同じで、何を実現したいのかが決まってなかったら、その部屋が自分にとっていいかどうかも決めようがないんです。仕事でこれから大きな役目を担いたいのか。家族が健康で、安心して暮らせることを一番にしたいのか。何をよくしたいかによって、家を選ぶときに大切にすることも変わってくるんですよ。
建物のまわりから見ていく
私が住まいを見る順番はね、エリア、住む場所、建物のまわり、建物、建物の中、そして配置。外側から内側へ見ていくんです。
建物のまわりを見るときはね、まわりが低い家ばっかりの中に、一棟だけ高いマンションが建ってないかを見ます。上の階からの眺めはよさそうでしょ。けれどもね、その建物は、下から突き上げを食らいそうな形になってるんです。丘の頂上に建つ家も同じ。住む場所としては、あまりよくないんですよ。
川や道路、線路のカーブの外側。T字路の突き当たり。こういう形も避けたいんです。避けたい土地の形は選んではいけない土地に書いています。
大地がよくても、建物がよくなかったら、じり貧になっていくわけ。部屋がマンションの中のどこにあるか、中古なら前の人の余気(よき)も見ます。そこはマンションを風水で選ぶときに見ることにまとめました。
買う前に、風水師に見てもらってください
マンションってのは、まわりの環境も、階も、玄関の向きも、買ったあとから変えられないでしょ。だから、買う前に見るわけ。
階だけ見ても、その部屋がいいかどうかは決まらないんです。玄関と門の組み合わせみたいに、風水の専門的な知識がいるところもある。自分でやると間違う可能性が高いんですよ。
土地と建物で迷っているなら、風水師に相談する一択です。不動産屋も建築士も、その土地と建物があなたに合うかどうかは見ないからです。
