マンションの部屋の位置を風水で見ると|西側・エレベーターの前・廊下の一番奥

同じマンションでもね、部屋がどこにあるかで、風水の見方は変わるんですよ。

角か中か。東か西か。エレベーターの近くか、廊下の一番奥か。今日はそこをお話しします。

角部屋が欲しくなるのは、よく分かる

マンションの部屋選びで、角部屋って人気ですよね。不動産の世界でもよく言われることがあります。窓が多いから明るくて、風も通りやすい。お隣と接している壁が少ないから、生活の音も気になりにくい。だから、同じマンションでも中部屋より値段が高めに付けられることが多いんです。それだけ欲しい人が多いってことです。

じゃあ風水ではどうか。東側の角はいいんですよ。

西側の角は、西日が入るでしょ。ここは次でお話しします。

中部屋は、悪いわけじゃないんですよ。角部屋との違いは、窓が向かい合う2辺にしかないってことなんですね。角だからいい、中だから悪い、って話じゃないわけ。

西側の部屋は黄昏やすい

角部屋に限らずね、マンションの中で西側にある部屋は、黄昏(たそがれ)やすいんです。

黄昏やすいってのはね、精神的に落ち込んでいくってことなんですよ。未来のワクワクを考えるんじゃなくて、過去のしくじりとかね、そういうので「なんであの時こうしなかったんだろうな」って考えやすいタッチになっていくわけ。

だから、気持ちが落ち込みやすい方なんかは、西側はやめたほうがいいかもしれません。

西日が入る部屋は、夏の午後に暑くなりやすい、ってのも不動産の世界ではよく言われますよね。でも、私が言ってるのは暑さの話じゃないんです。黄昏やすい、ってことなんですよ。

それから、これは部屋がマンションの中のどこにあるかの話です。玄関が西向きかどうかは、また別の話なんですね。

エレベーターの横や前の部屋は、過敏になっていく可能性がある

エレベーターの近くの部屋ってのは、便利なんですよ。玄関まで歩く距離が短いし、重い荷物を運ぶのも楽でしょ。

けれどもね、エレベーターの横や前の部屋は、そこを人が通るんです。エレベーターも常に動いてる。そうするとね、自分たちが気づかないうちに、そういうことに過敏になっていく可能性があるんです。敏感というか、過敏ですね。

廊下の一番奥の部屋は、T字路の突き当たりと同じ

廊下の突き当たり、一番奥の部屋も人気があるんですよ。前を人が通らないから静かだし、人の目も気にならない。

でもね、風水ではこう考えます。廊下の一番奥の部屋は、土地のT字路の突き当たりや、袋小路の一番奥と同じように考えていい。一番奥の部屋は、そうなりやすいんですよ。

風水ではね、気はまっすぐ進むっていうセオリーがあるんです。なんでかは分からない。そして、道の上に乗った気は、必ず突き当たりに当たるわけ。気ってのは、秩序を保つ働きのことです。

ネットを見ると、長い廊下の先にある部屋はT字路の突き当たりと似た形で、住む人が精神的に消耗しやすい、なんて書かれていることもありますよね。私の見方でも、基本的には同じようなことが起こるんですよ。

T字路の突き当たりで気が当たり続けると、怠惰が起こるんですね。なんだかわからないけど、行動を起こすのが億劫になってくる。袋小路の一番奥ってのは、道の一番最後でしょ。終着点って意味になっちゃうわけ。突き当たりの土地のことはT字路の突き当たりの土地は風水でなぜ避けるのかに、道の一番最後の土地のことは旗竿地は風水で最悪ですに書いています。

ただね、一番奥の部屋を広く作ろうとして、そうなってるマンションも結構あるんです。私は選ばないけどね。

部屋の位置と一緒に見るもの

部屋の位置のほかにも、見るものがあるんです。

マンションで見る向きは、エントランスと玄関です。自分の部屋の前に門があるタイプのマンションもありますよね。そこも測ることにしてるんです。広告の「南向き」とは見てるところが違うんですよ。向きのことは風水の「向き」は、不動産屋さんの「南向き」とは別物ですに書いています。

それから、部屋の中なら玄関の向きとトイレの位置の組み合わせ。黄泉八殺(こうせんはっさつ)ってやつです。影響は命に関わるんですよ。家の真ん中にトイレがある部屋も、影響が充満する。どっちも避けるのが無難です。

内見のときに見てほしいのは、まず近所です。隣近所に変な人がいないか、目を光らせてほしいんですよ。ベランダや玄関の前に物があふれてる、ゴミ置き場が荒れてる、張り紙が多い。違和感ってやっぱあるじゃん。部屋の中なら、ひびが入っていないか、カビが生えていないか。入ったときにムワンとするでしょ。それが嫌な感じがしないか。フィーリングでいいんです。

階のことはマンションの高い階は風水でどう?に、中古の余気(よき)のことまで含めた見方はマンションを風水で選ぶときに見ることにまとめました。

部屋を決める前に、風水師に見てもらってください

部屋の位置ってのは、買ったあと、借りたあとから変えられないでしょ。だから、決める前に見るわけ。

難しいのは、複合的に見るところなんです。道が1本しかなければ簡単。だけど実際は、近くに川も流れているし、道路も流れているし、1本2本じゃない。それから高低差もある。その上で、エントランスと玄関の向き、部屋の位置、トイレの位置を見ていくわけです。ここから先は、風水師の仕事なんですね。

土地と建物で迷っているなら、風水師に相談する一択です。不動産屋も建築士も、その土地と建物があなたに合うかどうかは見ないからです。

※風水は、病気を治すものではありません。病気と向き合う本人とご家族が、落ち着いて医師と話し合えるよう、住まいの環境を整えるものです。治療については、必ず医師にご相談ください。

風水師 福満寿徳

この記事を書いた人

福満寿徳(ふくみつ・としのり)

風水師
一般社団法人全日本風水師協会 理事長

風水師歴17年。鑑定経験は、風水を含む占術全体で5,000件以上。東洋の占術16種を扱っています。元NHKカルチャー講師です。

風水の仕事の前は、不動産の営業をしていました。父は風水師です。風水を学ぶと決めたのは、電力会社のイベントで無料の姓名判断を受け持ち、一人10分ほどで40人ほどを鑑定した日でした。一度きりの鑑定ではなく、環境まで変える仕事がしたいと思ったのです。

今は全国を回り、住まい、会社や店舗、お墓まで、土地と建物を決める前のご相談を受けています。