風水で家を選べば金運は上がる?|宝くじは事故と同じ

風水で家を選んだら金運が上がるのか。宝くじが当たったり、お金持ちになれたりするのか。そういうことを聞かれるんですよ。期待するのは自由です。ただね、これは確率統計の話なんです。

「この家に住めば絶対そうなる」なんて言い出したら、それは怪しいと思ってください。

風水で選んだ家ってのは「ポテンシャルを持った家」

風水で家を選ぶってのは、どういうことだと思います?

まずね、そういうポテンシャルを持った家に住んでいる、ってことなんですよ。

風水ってのは、何かを置いて運を引き寄せる方法だと思われがちなんですけど、それは全部じゃないんです。風水は環境構築の体系なんですね。この話は「風水とは何か|家に何かを置くだけではない「環境構築の体系」」に書きました。

宝くじは交通事故と一緒

宝くじってのはね、事故と一緒なんですよ。交通事故と同じ。当たるわけよ。そういうのも引き寄せることになる。

お金持ちになるかどうかは、スケールの話

じゃあ、お金持ちにはなれるのか。これはね、スケールの話なんです。あなたのスケールがどんどん大きくなれば、そうなるでしょう。

ただね、お金持ちってのは、そんなにざっくりお金持ちになるとは思ってないんですよ。きっちり計算してる。

「住む家がよくても、本人が何もしなければお金持ちにはならないのか」って聞かれたこともあります。そんなの当たり前でしょ。

富貧をつかさどるのは、土地のまわりの「水」

風水ではね、運を5つに分類してるんですよ。成敗、富貧、寿夭、吉凶、貴賤です。お金に関わるのは富貧。富むか、貧するか、ってことですね。そして、水の善し悪しが富貧をつかさどるんです。

土地のまわりの河川、海沿い、道路、線路なんかをまとめて「水」として見るんですね。水ってのは「流通」のことなんです。川が自分の住むエリアに対して巻くように進んでいるのか、それとも反るように進んでいるのか。道路も同じ。それに、流れる水の多さ、速さ、清さも見るんですよ。

包(ほう)では流れの中で財が残りやすくて、背(はい)では財がどんどん流れ出ていく。これは道路や線路も同じです。川や道路が曲がっているところの外側ってのは、背になってるところなんですよ。詳しくは「土地の風水|川と道路のカーブは外側を避けて内側を探す」でお話ししています。

財を夢見ているのに、反財の家に住んでいると

せっかく夢に向かおうとする時に、住まいが障壁になってることはいくらでもあるんですよ。住む場所ってのは毎日の行動の母艦で、習慣のタネなんです。

極端に言えばね、マグロの漁師になりたいのに山に住む。木こりになりたいのに海辺に住む。そういうことなんです。

財を夢見ているのに、反財の地、反財の建物に住んでいると、趣味に凝ったり、職人になったりする。金よりも手に職、突き詰めることのほうに人生の価値がある、って生き方ですね。それ自体は悪くないんですよ。

黄色い物を置いて金運が上がるか

トイレに黄色いものを置くと金運が上がる、って言われてるでしょ。それは嘘。気分です。

玄関のほうはね、黄色い物を置くとか、観葉植物を置くとか、そういうやり方は意味がないことはないんですよ。ただし、「金運って何?」と説明できなかったら、何をやってるの?って話なんです。

それに、形が悪いものってのは、理気だけじゃ補正できないんですね。家具とか置物でいじっても同じ。ここでいう形ってのは、まわりの道路や地形みたいに、目で見てわかる形のこと。理気(りき)ってのは、目に見えない気の働きを、方位や時間の理論を使って読むものです。カーテンの色とか玄関マットなんてのは最後の最後で、料理で言ったらパセリですよ。見てるのは皿のほう。

「金運を上げたい」と言われたら、私は「あなたはお金の機能って答えられますか?」って聞き返すんです。お金には、価値の尺度、交換の手段、価値の貯蔵、の3つの機能があるでしょ。人に価値を伝えられるなら、その時点で金運がある。仲立ちをすることがお金になると分かる。たまっているという状態が、もう未来の生活を確定させる。これが「金運がいい」ってことの正体でしょう。

だから「あなたは、この3つのうちどれのことを言って、金運という言葉を使っているの?」って聞くわけ。金運の中身を聞かないと、どんな家に整えればいいのかも決まらないんですよ。この話は「風水で家を見るなら、カーテンの色や玄関マットは最後の最後」に書きました。

家を風水で選べば、宝くじが当たる、お金持ちになれる。期待するのは自由です。でもそれは確率統計の話で、家はポテンシャル。本人が何もしなかったら、お金持ちにならないのは当たり前でしょ。

土地と建物で迷っているなら、風水師に相談する一択です。不動産屋も建築士も、その土地と建物があなたに合うかどうかは見ないからです。

風水師 福満寿徳

この記事を書いた人

福満寿徳(ふくみつ・としのり)

風水師
一般社団法人全日本風水師協会 理事長

風水師歴17年。鑑定経験は、風水を含む占術全体で5,000件以上。東洋の占術16種を扱っています。元NHKカルチャー講師です。

風水の仕事の前は、不動産の営業をしていました。父は風水師です。風水を学ぶと決めたのは、電力会社のイベントで無料の姓名判断を受け持ち、一人10分ほどで40人ほどを鑑定した日でした。一度きりの鑑定ではなく、環境まで変える仕事がしたいと思ったのです。

今は全国を回り、住まい、会社や店舗、お墓まで、土地と建物を決める前のご相談を受けています。