土地の風水|川と道路のカーブは外側を避けて内側を探す
土地を風水で見るとき、近くの川や道路が曲がっていたら、外側を避けて、内側を探します。ここでいう道路には、線路や高速道路も入ります。高架になっているところも同じです。
土地の風水では、川も道路も「水」として見る
風水という名前は、その土地がどんな風の条件、どんな水の条件の場所にあるかを表しています。風と水は、今の言葉で言えば空気と水、流れるものですね。その流れは、大地の形によってある程度決まってくるわけです。
風水では、土地のまわりの河川、海沿い、道路、線路などをまとめて「水」として見ます。水というのは「流通」のことなんですね。そして水は財をつかさどります。富むか、貧するか。財がどうなるかは、次の4つで決まります。
- 流れの形が、その土地を包んでいるか、背いているか
- 流れる水の多さ
- 流れる水の速さ
- 流れる水の清さ
流れの形は、専門的には八種類に分けられます。その基本は、水が土地を包むように流れているか、土地に背くように流れているか、です。包では流れの中で財が残りやすく、背では財がどんどん流れ出ていきます。これは道路や線路も同じです。
カーブの外側は「背」になっているところ
川が自分の住むエリアに対して巻くように進んでいるのか、それとも反るように進んでいるのか。私はそこを見ています。道路も同じです。そして、川や道路が曲がっているところの外側は、背になっているところです。
形で言うと、カーブの外側は「弓を引いたように、反った線が向かってくる形」にあたります。目に見える殺気の形として、私が挙げている五つの形の一つです。反り返った川や道路、山の尾根が自分のほうへ向かってくる場所は殺気を帯びていて、トラブルが絶えず、財運もよくありません。
理由は、気と水の性質から説明できます。気には、まっすぐ進む性質があります。川に沿って進んできた気は、川が曲がってもまっすぐ進もうとするので、曲がりの外側に強く当たるわけです。
外側は削られ、内側には積もる
もう一つの理由は、水の働きです。水には、削る働き、運ぶ働き、積もらせる働きの三つがあります。大地の形も、天変地異で隆起したり沈んだりするほかに、風や水に削られて変わってきました。
川の曲がりの外側は流れが速く、岸がどんどん削られていきます。内側は流れが遅く、上流から運ばれてきた土や砂が積もっていきます。
気には、秩序を保とうとする働きがあります。同じもの同士が集まっていく、ということです。ですから、外側の岸が削られているなら、その外側の陸地も削られる、と考えるんですね。道路にも同じ秩序が働くので、道路のカーブの外側も削られ、内側には集まってきます。
カーブの外側はお金が入ってもすぐ出ていき、内側はたまる
水が象徴するのは流れで、お金も流れです。
カーブの外側は流れる量が多いので、お金はたくさん入ってきます。でも、すぐに出ていく。内側は流れがゆっくりで、お金がたまっていくわけです。
お店の物件でも同じです。店は人通りと家賃で決める、という世間の考え方は間違っていません。飲食店なら、どういう人にサービスする店かで、見ることは少し変わります。でも、どっちにしても「背になっているところは避けろ」。つまり、道が曲がっているところの外側は避けます。
内側なら安心、ではない
ただし、内側であっても、ほかの条件によってはだめな場合があります。
土地の風水で難しいのは、複合的に見るところです。道路なら、道が1本しかなければ簡単なんです。だけど実際は、近くに川も流れているし、道路も流れているし、1本2本ではない。それから高低差もある。そういうのを複合的に見ていきます。本当は、まわりの建物なども見ていきたい。
カーブの外側か内側かは、その中の一つなんですね。
カーブの外側か内側かは、地図で確かめられる
カーブは、地図を見れば家にいながら確かめられます。私も動画で説明するときには、国土地理院が提供している地理院地図を大きく表示して、T字路の形や川の曲がり方を見ています。
- 候補の近くの川、道路、線路が曲がっていないかを見る
- 曲がっていたら、候補が曲がりの外側にあるのか、内側にあるのかを確かめる
賃貸の部屋を探すときは、「おっ、これいいじゃん」と思えた物件を、片っ端から私に「どう?」と聞くのが一番いい。そのとき、カーブの外側やT字路の突き当たりのように、地図を見て自分でも分かる形に当たる物件は、送る前に外してしまってかまいません。どうせ私が外しますから。送ってほしいのは、その物件の住所、できれば建物名、それから物件を紹介しているページのURLです。
カーブと同じように地図で分かる形には、T字路の突き当たりもあります。「T字路の突き当たりの土地は風水でなぜ避けるのか」でお伝えしています。カーブのほかに避けたい土地の形は「選んではいけない土地|風水で避けたい7つの条件」にまとめています。
土地の形は、置物や家具では補えない
形が悪いものは、理気だけでは補えません。置物や家具の配置でも同じです。だから、カーブの外側か内側かは、選ぶ段階で見ておきます。カーテンの色や玄関マットは、最後の最後です。料理で言ったらパセリ。私たちが見ているのは皿のほうです。
そして、土地がよければそれで終わり、でもありません。大地がよくても、建物がよくなければ、成功はなく、じり貧になります。
土地と建物で迷っているなら、風水師に相談する一択です。不動産屋も建築士も、その土地と建物があなたに合うかどうかは見ないからです。
