賃貸の内見の前に、風水師に片っ端から聞く|内見で見るのは近所と感じ
転勤で賃貸の部屋を探していて、内見に行けるのは1日だけ。候補は3つ。この中で風水的にどれがいいですか、って聞かれたら、どう答えると思います?
私の答えはね、たった3つから選ぼうとすると、全部がだめだってなったときに、また探さないといけないよ、ってことなんです。
転勤の部屋探しは、3つに絞りたくなるんですよね
転勤の部屋探しってのは、だいたい時間がないでしょ。辞令が出てから引っ越すまでが短いし、新しい土地に何度も足を運ぶわけにもいかない。だから、ネットで候補をいくつかに絞って、1日でまとめて内見して決めちゃおう、ってなるわけです。気持ちは分かりますよ。
でもね、内見の日は1日しかないでしょ。
「おっ、これいいじゃん」を、片っ端から聞いてください
じゃあ、どうするのか。「おっ、これいいじゃん」と思えた物件を、片っ端から私に「どう?」って聞いてもらうのが一番いいんです。
20件でも30件でも、片っ端から聞いてください。全部を同じ深さで見るわけじゃないんですよ。エリア、住む場所、建物のまわり、建物、建物の中、配置。外側から順に見ていくと、早い段階で見送る候補が出てくるわけ。そうやって残った候補をもう一段くわしく見て、私の場合は5件ほどに絞ってから内見に進みます。5件ってのは目安ですけどね。
だから、絞る前に聞いてほしいわけ。
私のところにはね、「最近引っ越したので、家の風水を見てもらえませんか」って相談がよく届くんですよ。でも、住み始めてから条件がよくないと分かっても、すぐに引っ越し直すのは簡単じゃないでしょ。お金もかかる。形の悪さってのは、住み始めてから置物や家具で取り戻すことはできないんです。だから、引っ越す前に見てほしいんですよ。
送ってほしいのは、住所とURL。できれば建物名
送ってほしいものは、その物件の住所、できれば建物名。それから、物件を紹介しているページのURL。
ネットに出ていない物件なら、不動産屋さんからもらう物件資料のコピーをください。それと、間取り図は最低ほしいんです。玄関の向きとトイレの位置の組み合わせ(黄泉八殺(こうせんはっさつ))も、正確な方位が間取り図に書いてあれば分かるけどね。間取り図の方位の記号ってのは目安なんですよ。正確な向きは、現地で測って初めて分かるんです。
地図で分かる形は、送る前に外していい
地図を見れば自分でも分かる形ってのがあるんですよ。建物に向かって道路がまっすぐ突き当たっている、T字路の突き当たり。川や道路のカーブの外側。こういう所に当たる物件は、送る前に外しちゃっていいです。どうせ私が外すんだから。
ただね、難しいのは、複合的に見るところなんです。道路なら、道が1本しかなければ簡単ですよ。でも実際は、近くに川も流れてるし、道路も1本2本じゃない。それから高低差もある。そういうのを複合的に見ていくわけ。本当は、まわりの建物なんかも見ていきたい。ここから先は、風水師の仕事なんですね。
避けたい土地の形は「選んではいけない土地|風水で避けたい7つの条件」にまとめています。
内見でまず見てほしいのは、近所なんです
こうやって見ていくとね、内見のときまでには、だいたい弾いてるんですよ。内見の3〜4日前までには、その物件の資料をもらうようにしてるんです。資料を見て、現地で何を確かめるかを整理しておくためにね。
だから、内見でまず見てほしいのは近所。隣近所に変な人がいないか、目を光らせてください。ベランダや玄関の前に物があふれてる、ゴミ置き場が荒れてる、張り紙が多い。そういうやつです。違和感って、やっぱりあるじゃないですか。
それから、まわりの建物の高さや、建物の裏や横の様子。これは地図や写真じゃ分からないから、現地で見てきてほしいんです。ただ、よその敷地に入ったり、崖や斜面みたいな危ない場所に近づいたりしてまで見る必要はないですよ。道路から見える範囲でいい。見えない所は、まだ確かめていない所として残しておけばいいんです。「問題がない」と取り違えないことね。
部屋の中は、ひびとカビと「感じ」
部屋の中で見てほしいのは、ひびが入っていないか、カビが生えていないか。
あとね、部屋に入ったとき、ムワンとすると思うんですよ。それが嫌な感じがしないか。感じなんですよ。フィーリングでいいんです。
内見をしたら必ず申し込む、って流れじゃないんですよ。内見で新しく気になることが見つかったら、その候補は見直しに戻せばいいわけ。
賃貸の部屋選びで、契約の前に見ておく条件は「賃貸の部屋選びで、風水で最低限見ること|借りる人に変えられない条件から」で詳しく書いています。
土地と建物で迷っているなら、風水師に相談する一択です。不動産屋も建築士も、その土地と建物があなたに合うかどうかは見ないからです。
