中古住宅を風水で選ぶなら、まず「前の人がなぜ手放したか」を近所に聞く
中古住宅ならではの風水で、まず気をつけるのは、前の人がなぜその家を手放したか。まずそこなんです。
築25年の中古の一戸建てを買おうか迷っている、という相談はよくあります。「中古ならではの、風水で気をつけることはありますか?」って聞かれるんだけど、答えはこれなんですよ。
中古住宅が欲しくなる理由
新築より手が届きやすいし、すでに建っているから実物を見て決められる。駅や学校に近い便利な場所には、新しい家を建てる空き地がもうなくて、中古しか出ていないことも多いでしょ。リフォームして自分好みにできる、というのも大きい。
築25年ってのはね、2001年ごろの家なんですよ。1981年の新耐震基準より後だし、木造だと2000年の改正も入っている家が多い世代。不動産の世界では、そこが一つの目安として見られています。
ただね、そこで「安いし、場所もいいし」で決めてしまう人が多いわけ。中古ならではで、もう一つ聞いておくことがあるんです。
築25年なら、何かが原因で出ていったわけ
築25年の家を、前の人は何歳で建てたと思います? 40歳で建てたなら、今は65歳くらい。50歳で建てた人でも75歳ですよ。まだ耄碌するには早いでしょ。
ということはね、何かが原因で出ていったわけ。その原因を知らないまま買うのは、おすすめしないんです。
栄転ならそのまま買えばいい
前の人が手放した理由が栄転、つまり転勤で出世して出ていったとか、そういう前向きな理由なら、そのまま買えばいいんです。
事故、トラブル、アクシデントだったら、それが何だったのかは聞いておいたほうがいい。同じ「手放した」でも、中身がまるで違うわけ。
風水では「余気(よき)」を結構考える
風水ではね、余気(よき)というものを結構考えるんです。前の人の残り香のような運が、あなたにも移りますよ、という考え方をしてるんですよ。
前の人の運、つまり余気は、リフォームしても消えません。
この考え方は、お店でも同じなんですよ。前の店が潰れて空いた居抜き物件は、内装を全部やり直しても余気は残ります。逆に、前の店が繁盛していて、店主が引退して空いた物件なら、大いに引き継いでください。家も同じで、栄転で出ていったような家なら、そのまま買えばいいんです。中古マンションの余気のことは「マンションを風水で選ぶときに見ること」でも話しています。
手放した理由は、近所の人に聞く
じゃあ、前の人が手放した理由をどうやって知るか。これはね、まわりの住人に聞いてごらんなさい。
不動産の取引では、売る側が知っている雨漏りやシロアリ、近所とのトラブルなどを書面にして渡すことが多いんですが、売った理由までそこに書いてあるとは限りません。不動産屋さんに聞いても、売った理由までは分からないことが多いでしょ。その家のことは、近所の人に聞くのがいちばんなんです。
売った理由は、図面にも、築年数にも、登記の書類にも書いてないんです。だから聞くしかない。
家なんて一生に一度の大きい買い物でしょ。それだけ大きい買い物をするのに、近所の人とコミュニケーションも取れないのなら、やめとけ。買ったあとも、その人たちと一緒に暮らしていくんですから。
中古でも、土地と建物は見る
余気が悪いと分かった家は、買いません。基本的に、庶民に大地はいじれないんですよ。
ただ、余気だけ見ればいいって話じゃないんです。中古だろうが新築だろうが、風水では土地が土台になります。避けたい土地の形やまわりの条件は「選んではいけない土地|風水で避けたい7つの条件」にまとめています。
物件を見る順番は、エリア、住む場所、建物の周辺、建物、建物の中、配置。外側から内側へ見ていきます。余気は、中古ならではで加わるものね。
契約の前に、風水師に見てもらってください
中古住宅は、買ったあとに変えられないものが多いでしょ。
土地と建物で迷っているなら、風水師に相談する一択です。不動産屋も建築士も、その土地と建物があなたに合うかどうかは見ないからです。
