こんにちは。福満寿徳です。
今日は土地選びでの後悔の理由と、後悔しない土地の選び方を見ていきます。
風水の影響の8割は土地に起因している
風水は、住環境の学問です。
風水では、家は住んでいる人全員に影響があるんだよと教えられます。
そして、家から受ける影響の8割は土地に起因するものです。
ある土地を選ぶ時、僕たちはその土地の価格が高いか安いかとか、周りにどんな施設があるかとか、交通の便はどうかとか、そういう生活に直結する情報は気になりやすいものです。
一方で、その土地が大地の一部で、山の頂上から海に至るまで陸続きにつながっていて、どんな地勢に位置しているかなんてことは、考えもしませんよね。
しかし、「どんな地勢の中で暮らすのか」こそ、風水が人に与える影響を、目に見える形として示してくれているのです。
しかも、大地は自然環境が作り上げたものですから、人間が作る家など比にならないくらい、力があります。良い作用も、悪い作用も、です。半端な力ではありません。
災害を考えると想像に難くありませんよね。
建築の仕方や方位の付け方で、洪水や津波、土砂災害に対して立ち向かえるほど我々人類は技術を持っているか?
答えはNOですよね。
当たり前過ぎるかもしれませんが、いざ自分の土地を購入しようとすると、今の予算内で納めるために、他の要素を削って妥協しようとします。
その削った要素が、10年、20年、30年と住み続けるうちに、精神や身体に良からぬ作用を蓄積していくとも知らずに。
その逆の場合もあります。
風水から受難を強いられる人がいる一方で、風水から恩恵を受け、10年、20年、30年と歳を重ねるに連れて人智を超えるほど大きな成功を収める人もいる。
だから、土地選びはとても重要
人生において、もし、何かで成功し、富を蓄え、健康で長生きになり、事故・トラブル・アクシデントが少なく、身分・地位を高めたいと考えるなら、絶対に悪い土地を避け、良い土地がでてくるまで待つべきです。
良い土地に巡り会えるかは運次第な面もありますが、悪い土地は避けられます。
しっかり土地選びをするかどうかで、あなたがメリットを享受する生き方になるか、受難を強いられる生き方になるかが決まってきます。
土地選びで後悔する原因【一般的な原因】
土地の予算をオーバーした
土地が予算オーバーで、家の建築に回す資金が少なくなり、家が思ったような広さ・快適さを持たない空間になってしまうパターンです。
家を持つのは最終目的ではなく、あなたや家族の人生の出発点・変化点です。
予算が足りないうちから持ち家を持つと、家に回す資金が少なくなる上に、その後の人生で資金的な身動きができなくなります。
我々はこういうパターンを「財運が悪い」と言っています。
予算が足りないうちは、家を持つのはやめましょう。
駅やバス停から遠い
最寄りの通勤手段の駅・バス停が家から離れすぎているパターンです。
特に都会での土地選びでは、駅やバス停から近い場所は地価も高く手放す人も少ないため、売りにでることが少ないものです。
駅やバス停から遠い土地は、使い勝手の悪さから手放す頻度が高くなります。
そのため、いざ自分が土地を選ぼうとするときには、駅やバス停から遠いほど目に留まる数が増え、しかも現実的な価格なので手に入れやすく感じます。
しかし、駅までの移動時間を考えると、それが何十年も積み重なっていきますから、相当不便な土地であることは覚悟しなければなりません。
加えて、もし娘さんが電車通学で、夜、駅からの暗い道を歩いて帰宅しなければならないとしたら…
それだけで不安ですよね…
事件に巻き込まれる確率が上がってしまうことはかなり問題で、そのためのストレスが毎日かかります。
通勤通学の利便性が悪い
駅やバス停から近くても、通勤通学に異常に時間がかかるパターンです。
イギリスの国家統計局の調査によると、通勤時間に45分以上かけている人は、生活に対する満足度や仕事の効率が低い傾向が見られたとのこと。
また、通勤時間が長くなるにつれて離職率も高まる傾向があります。
アメリカのシンクタンク「Center for American Progress」の調査によると、一般的な収入の従業員が離職した後には、代替コストが約20%上昇するとされるため、企業も離職率の高い傾向にある「通勤時間の長過ぎる人」を雇わない傾向があります。
この情報を整理すると、通勤時間の長過ぎる土地を選ぶ人は、通勤退勤にかかる時間をロスしているだけでなく、離職しやすく転職に不利という条件を抱えて生きていくことになります。
「家族が喜んでくれるなら自分が通勤時間を我慢すればいい」などという考えは、いずれ一家に不幸を招くのでやめましょう。
希望した家が建てられない
土地は購入のプロセスで細部までしっかり確認をしないと、思い通りの設計では建築許可が下りないケースがあります。
特に、方形でない土地や、宅地として整備されていない土地、古くからの住人から譲り受ける土地は要注意で、造成・整備をした結果使える土地が狭かったり、建ぺい率を把握していなかったために建物の面積を小さくしなければならなかったり、セットバックが必要で家の広さを狭めてしまったりなどの不具合が起こることがあります。
家を建てるというのは、一生に一度経験するかどうかですから、土地を決めるときにはしっかりと細部まで確認して進めていきたいものです。
近所トラブル
近所トラブルは、土地を購入する段階ではあまり発生することはありません。
しかし、居住してからトラブルになるというようなことは結構起こる問題です。
トラブルの原因は、施工中の騒音、居住をはじめてからの騒音、異臭、ペットなどさまざまあり得ます。
大事なことは、自分がその地域の住民として過ごしますよという挨拶をすることです。
新築工事の段階からお隣ご近所には挨拶をし、入居に際しても挨拶をし、お付き合いに適度な距離を保ちたいものです。
価値が低下する土地を選んだ
価値が低下する土地の特徴は、
・使いにくい土地
・市街化区域と市街化調整区域の境目
などがあります。
使いにくい土地は、土地自体が三角とか多角形になっていて変な形だったり、用地の中で起伏があって盛土をしていたり、旗竿地であったり、傾斜地であったり、たくさんあります。共通しているのは、整地が必要になるような場所です。
市街化区域と市街化調整区域の境目は、行政が「ここまでは街を成長させて、ここから先は成長させないよ」と決めている境界線です。
人口が増加しているときには市街化区域は膨張する可能性が高いので価値が上がる可能性がありますが、人口が減少していく局面では縮小のエネルギーが働くので需要が減ります。地価が下がる傾向があります。
手放す局面のときに再販価格が低いことで心労の原因になり得ます。
迷っていて他の人に先を越された
「こういう条件だったら即決める」という基準がないパターン、「条件が完璧ではないが許せる範囲で、予算がギリギリかオーバーしているために即決できない」パターンなどがあります。
知識と予算が不足していると、即決即断できません。最低限、上記の一般的な土地選びの知識は抑えたいものです。
土地選びで後悔する原因【風水環境的な原因】
・失脚・左遷・人事降格・リストラ・解雇
・事故・事件・トラブル・アクシデント・災害
・破財・破産・倒産
土地選びで失敗しないためには?
①絶対に選んではいけない土地の特徴を学ぶ
②知れば、避けられる
③自分の夢や人生の目的に合った性格を持つ土地の特徴を学ぶ
④知れば、選べる
住みたいエリア・住みたくないエリアが決まっていないと、運の悪くなる土地を買わされますよ。